上記の慢性腰痛の症状はいずれも疲れが溜まる、筋疲労の蓄積、圧迫牽引等の血行不良から起こります。
人間のカラダは少しぐらいの血行不良なら姿勢の調整や動き方を変えるなどで、応急処置はできるのですが、少しずつ蓄積していくとだんだん疲労が深まってきて、範囲も広がってきます。遂にごまかせなくなったとき痛みとして感じてくるのですが、痛みとして感じる時にはかなり血行不良は悪化し広がってきてからなので、痛みを自覚したときには悪化してるので、慢性痛は治りにくいのです。
初期の状態なら寝るとか、温泉やサウナに入るとか、マッサージを受けるとかで解消できますが、自覚したときには疲労と血行不良はかなり悪化しています。そうなると筋肉は治癒に必要な栄養が足りなくなり、疲れは解消されません。
これを更に放置したり我慢したりしていると、慢性化してしまい、上記のような状態へと進行します。
こうして慢性痛は治癒しにくくなります。
こういう症状のときは筋肉にトリガーポイントと呼ばれるものができています。